株・FX・仮想通貨の違いを比較！資産形成と新しい遊び方taptap

「貯蓄から投資へ」と言われて久しい現代。円安やインフレが進む中、銀行に現金を預けておくだけでは資産の実質価値が目減りしてしまうリスクがあります。しかし、いざ投資を始めようと思っても、「株、FX、仮想通貨（暗号資産）、一体どれを選べばいいのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。

それぞれに異なるリスクとリターン、そして「性格」があります。

この記事では、主要な3つの金融商品の特徴を徹底比較し、自分に合った投資スタイルの見つけ方を解説します。さらに、記事の後半では、保有する仮想通貨を使って大人のエンターテインメントを楽しむ、新しい資産の活用先「taptap」についてもご紹介します。

真面目に増やすだけが人生ではありません。資産運用の知識を身につけつつ、その果実を楽しむ方法まで、幅広く見ていきましょう。

まずは全体像を把握！3大金融商品の特徴比較

まずは、株式投資、FX、仮想通貨の3つが、どのような仕組みで利益を生み出すのか、その基本的な違いを表で整理してみましょう。

このように並べてみると、それぞれ全く異なる性質を持っていることがわかります。次章からは、それぞれのメリット・デメリットを深掘りしていきます。

株式投資とは、企業が発行する「株式」を購入し、その企業のオーナーの一人になることです。あなたが投じた資金は、企業の設備投資や研究開発に使われ、企業が成長することで利益が還元されます。

株式投資の最大の魅力は、利益の得方が2通りあることです。

さらに日本株特有の文化として「株主優待」があります。自社製品や割引券、カタログギフトなどがもらえるため、楽しみながら長期保有する投資家も多くいます。また、NISA（少額投資非課税制度）などの税制優遇が充実しているのも大きな強みです。

倒産リスク: 投資した企業が倒産すれば、株式の価値はゼロになる可能性があります。
取引時間の制約: 日本株の場合、基本的に平日の9時から15時までしか取引できません。日中仕事をしている会社員にとっては、リアルタイムでの売買が難しい側面があります。

FXは「Foreign Exchange」の略で、ドルと円、ユーロとドルなど、異なる2国間の通貨を売買し、その差益を狙う取引です。「1ドル＝100円」で買い、「1ドル＝101円」になったら売る、というシンプルな仕組みです。

FXの最大の特徴は「レバレッジ（てこの原理）」です。国内口座であれば、自己資金の最大25倍までの金額を取引できます。例えば、4万円の証拠金があれば、100万円分のドルを取引できるのです。これにより、少額からでも大きな利益を狙うことが可能です。

また、低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで、その金利差額を毎日受け取れる「スワップポイント」も魅力の一つです。

ロスカットの恐怖: レバレッジを効かせている分、予想と逆に相場が動くと損失も拡大します。一定の損失ラインを超えると、強制的に決済される「ロスカット」が発生し、資金の大半を失うリスクがあります。
精神的な負荷: 平日は24時間相場が動き続けるため、常にチャートが気になってしまう人も少なくありません。