「オンラインカジノで仮想通貨を使うのは違法なの?」
「USDTで入金したら捕まる?」
こうした不安を感じている人は少なくありません。
結論から言うと、日本には「仮想通貨でオンラインカジノを利用すること自体」を直接禁止する法律は存在しません。
ただし、注意すべき点や誤解されやすいポイントもあります。
この記事では、日本の法律の考え方をベースに、「違法と言われる理由」「実際のリスク」「安全に利用するための注意点」を、初心者向けに整理します。
結論|仮想通貨でオンラインカジノを使うことは違法?
結論をシンプルにまとめると
- ✅ 仮想通貨の使用自体は違法ではない
- ✅ 海外で合法的に運営されているオンラインカジノを利用する行為を、直接取り締まる法律は日本に存在しない
- ⚠ ただし、グレーゾーン・注意点はある
「完全に安全」「絶対に問題ない」と断言できる話ではないため、仕組みとリスクを理解した上で判断することが重要です。
なぜ「違法」と言われることが多いのか?
オンラインカジノや仮想通貨について調べると、「違法」「逮捕」といった強い言葉をよく目にします。
その理由は、いくつかの要素が混ざって誤解されているためです。
日本の法律上の考え方(ポイント整理)

賭博罪との関係
日本の刑法には「賭博罪」がありますが、これは日本国内で行われる賭博行為を想定しています。
一方、オンラインカジノの多くは、
- 海外法人が
- 海外ライセンス(キュラソー、アンジュアン等)を取得し
- 海外サーバーで運営
されています。
このため、単純に「日本の賭博罪をそのまま当てはめるのは難しい」とされています。
仮想通貨を使うこと自体は違法?
いいえ、仮想通貨(USDT・BTCなど)を使うこと自体は違法ではありません。
- 日本では暗号資産は合法
- 保有・送金・決済に使うことも違法ではない
- 海外サービスへの送金も原則自由
つまり、「仮想通貨を使ったから違法になる」ということはありません。
では、逮捕された人がいるのはなぜ?
ニュースなどで「オンラインカジノ関連で逮捕」という話を見かけることがありますが、多くの場合、以下のようなケースです。
よくあるケース
- 日本国内で違法賭博サイトを運営した
- アフィリエイト・集客側として関与した
- マネーロンダリングなど別の犯罪と絡んだ
- 日本向けに違法運営していた事業者側
👉 「一般利用者が、海外の合法カジノを利用しただけ」という理由での摘発事例は極めて限定的です。
仮想通貨 × オンラインカジノで注意すべき点

違法かどうか以前に、実務的な注意点はあります。
① ライセンスのない怪しいサイトを使わない
- 運営会社不明
- ライセンス情報がない
- 出金トラブルが多い
こうしたサイトは、法律以前にリスクが高いです。
② 入金・送金ミス(ERC20 / TRC20)
- ネットワーク指定ミス
- 最低入金額未満
これらは 資金が戻らない原因になります。
👉 関連:USDTのERC20とTRC20の違い解説
③ 税金の問題(意外と重要)
- 仮想通貨の利益は課税対象
- 出金・換金時に利益が確定するケースあり
👉 「違法」ではなく 「申告漏れ」 が問題になることが多い点に注意。
日本から利用する人が多い理由
それでも利用者が多い理由は、以下の点にあります。
- 日本語対応サイトが増えている
- 仮想通貨での入出金が簡単
- クレカ不要でプライバシー性が高い
- 海外では合法な娯楽として定着している
👉 ただし、「流行っている=安全」ではないため、選び方が重要です。
安全に利用するための最低限のチェックリスト

利用する前に、以下を確認してください。
- 運営会社・ライセンス情報が明記されているか
- 出金条件・KYC(本人確認)が明確か
- 仮想通貨のネットワーク指定が分かりやすいか
- 日本語サポートがあるか
よくある質問(FAQ)
- Q1仮想通貨で入金したら足がつく?
- A1
仮想通貨は匿名ではありませんが、通常の利用で問題になるケースはほぼありません。
- Q2USDTを使うとリスクは下がる?
- A2
価格変動リスクは下がりますが、法律的な扱いが変わるわけではありません。
- Q3完全に合法と言い切れる?
- A3
「明確に合法」と断言する法律も、「全面的に違法」とする法律もありません。
まとめ|「違法か?」より「理解して使うか」が重要
- 仮想通貨の使用自体は違法ではない
- 海外合法カジノの利用を直接禁止する法律はない
- ただし、グレーな側面・自己責任は存在する
大切なのは、仕組みを理解し、信頼できるサービスを選び、無理のない範囲で利用することです。
👉 入金方法やネットワーク選びについては、USDT入金(ERC20 / TRC20)の実例解説もあわせて確認すると安心です。

